2011年04月05日

『非常持出し袋』って、持ってる!?

震災発生直後、県・市の危機管理室、マスコミ各社に、「『非常持出し袋』を市民のみなさんに提供してもらって、それを被災地に届けましょう!」と、連絡を入れた。返ってきた答えは、「市民の方たちの物資は受け付けていませんから・・・」「いや、市民のって、一つひとつはそうでも、まとめて行政の方が持って行けば、緊急時に必要な物は全て入っているから」、ガチャッ・・・『非常持出し袋』って何のために持っているんだろう・・・?緊急時に使う物じゃなかったの?知らない人のために使っちゃいけないの? あの阪神淡路大震災の教訓として、「緊急時のために常備しましょう!一家に一つ『非常持出し袋』!」と、行政広報やテレビから流れ、通販番組でも売れたヒット商品!『非常持出し袋』。それを集めて被災地に送ろう!と、提案したら断られた。「市民の物は受け付けません」の一言で。僕は16年間、全国各地で震災の教訓を伝えて来た。出来たことではなく、出来なかったことを。僕たちに出来たことは、みなさん出来る!出来なかったことは、シッカリ検証して、二度と同じ過ちを繰り返さないように・・・。「災害が起こったら、『非常持出し袋』の出番です!あの震災の時には、ほとんどの家庭に『非常持出し袋』が、ありませんでした。災害が発生した初動に必要なものは、『非常持出し袋』に全て入っていますから、それをすぐ被災地に送りましょう!」と、訴えてきた。自分のためではなく、他者のために。実際、自分のために使える機会はほとんどないと思う。そのうちに食べ物や水は期限切れ。それを、行政の方々、マスコミの方々にもお話ししてきたが・・・。いまにして思えば、はじめからマスコミに言わないで、Facebookやツイッターで訴えればよかった・・・でも、何てったって、Facebookを使い出したのが震災前夜。もっと早くやってればよかった・・・反省。それにしても悔しい・・・『非常持出し袋』、オマエは何のために存在しているんだ???

『非常持ち出し袋』は災害初期のニーズであり、『TASUKI BAG』はウォンツ。
みなさんがおっしゃるように、これからはもっとハードルを上げなければいけないのでしょうね・・・。
それにしても、言い出しっぺの僕の、先を見据える事が出来なかったリーダーシップのなさに、今回みなさんを混乱させてしまったこと、多くの方にご迷惑をおかけしたことを、深くお詫びいたします。お預かりしたBAGは必ず被災されたみなさんにお届けします。

今後の展開につきましては、みなさんからのプランを募集し、進めて行きたいと考えております。
文責:堀内正美






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