2012年07月29日

HANDS災害モニュメントマップ制作について

「過去に学び、未来を生きる」
参画型災害モニュメントマップ準備開始のお知らせ
【趣旨】
東北大震災から一年が経ちました。
当初は震災に関して「想定外」という言葉が沢山出てきていましたが、
過去にも同様の震災は起こっており、そのことを伝える書物・慰霊碑は数多くあったのにもか関わらず、学ぶことができていませんでした。

二度とこのような過ちをおかさないためにも、そして今回の東北大震災を後世にも伝えていくために、過去の災害情報をまとめ、見やすい形で、誰もが閲覧できるようにする必要性があるのではないか?という結論に至りました。

そこで私たちは「参画型災害モニュメントマップ」を準備することになりました。

@阪神淡路大震災で作られたモニュメントを記録している「阪神淡路大震災モニュメントマップ」
A東北沿岸部「忘れるなー三陸沿岸大津波ー惨禍を語る路傍に石碑」

この二つの情報を基に現時点で認識されているモニュメント情報を「Google map」上に追加し、データーベース化します。
以後は全国各地のみなさんの力を借りながら、認知されていなかったモニュメントであったり、今から作られていくモニュメント情報を追加して蓄積していきます。

悲惨な過去を忘れないために、そしてこれからの未来を生きていく人たちへの一つの道しるべとして、この災害モニュメントマップを展開していきます。





より大きな地図で HANDS災害モニュメントマップ を表示
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2011年06月12日

HANDS理事加藤いつか からのメッセージです

いつも、HANDSの活動にご協力ありがとうございます。
所用の為、本日は総会の会場に行く事ができませんので、皆様にメッセージをと思い文章で失礼します。

HANDSも設立から9年を迎えました。最初は、阪神淡路大震災の遺族の方を中心に始まった団体ですがHANDS設立後も災害・事件・事故などの突然の出来事で家族を失ってしまった方々もたくさんいらっしいます。
「いつ・どこで・なにがおこるかわからない」そんな現代において、阪神・淡路大震災のご遺族のみや関わった方という括りで間口を狭めてしまうのは「どうなんだろう?」と言うのが私の個人的で素直な気持ちです。
私がHANDS設立当初より望んでいたのは「いつでも気軽に立ち寄れるような場所」でした。私は妹を震災で亡くしましたが、親を亡くした子・子を亡くした親に対するフォローなどをしてくれる場所などはありましたが、きょうだいを亡くしたきょうだいに対しては一切ありませんでした。
その中でHANDSが少しでも間口を広げて亡くした人がおじいちゃん・おばあちゃん・近所のおっちゃん・おばちゃんなど例え家族でなくても傍で寄り添えるような存在であればと願っています。

阪神淡路大震災から16年が過ぎ、震災当時15歳だった私も31歳になりました。16年という歳月はとても長くも感じますが、短かった様な気もします。HANDSの理事も皆、震災の時より16歳、年を取りました。中学生以下は全く震災を知らない世代です。その世代にどう震災の事、いのちの事、人と人とのつながりの大切さをどう伝えて行くか・・・それはHANDSにとって今とても大きな課題だと思っています。
理事も10名以上いる中でそれぞれが持っている考え方、感じ方はそれぞれ違います。ですが、いつまでも各自の意見を受け付けないのではなく必要に応じて妥協点を見出す事も今後の活動においては必要になってくると思います。改めて、ある程度は柔軟にでも、いざという時には一致団結していけるようにと願います。

先日起こった、東日本大震災。それぞれの受け止め方はいろいろだと思います。私の場合はフラッシュバックを起こし16年前の1月17日の事を思い出しひとりでパニックを起こしていました。突然の大地震に襲われ次の瞬間に津波で大切な人。大切なもの。大切な思い出を一瞬で失うというのはどう言葉にしていいのかわからないぐらい私の想像を超えるものです。

ただ、今なお一生懸命に生きている方に「がんばって」とは言葉は掛けられない。表面的に見えなくても心の中には、まだ深い傷を抱えている状態で「今日、生きるため」に頑張って生活している。自分自身で「がんばらないと」と言う思いで一生懸命、力を振り絞っている状態の方もたくさんおられると思います。でも、頑張りすぎてたまに自分の気持ちに素直になって「つかれた」「しんどい」やどうして自分が・・・とふと思ってしまう時もあると思います。泣きたい時に泣けない状況にいるのではないかと・・・考え出せばきりがないのですが・・・
今の私が思っている事を素直な気持ちで書かせて頂きました。
どうか、皆様にもHANDSの今後の活動を温かく見守って頂き今度ともご協力を頂ければ幸いです。

加藤 いつか
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